2013年12月12日木曜日

平成25年度雲南市人権センター定例公開講座開催

   12714:00から、雲南市人権センターと共催で、講師に作家 寮   美千子
(りょう みちこ)さんをお迎えして、 ~詩が開いた心の扉~ 「空が青いから白をえ
らんだのです」と題して講演をいただきました。


  寮さんは、1985年毎日童話新人賞 2005年泉鏡花文学賞などを受賞され、東京
生まれ、千葉育ちですが、2006年奈良に移住し、2007から奈良少年刑務所の社会
性涵プログラム講師となられ、月一回の詩と話の「童話教室」を担当されています。

   授業の中で受刑者が書いた詩をまとめた「空が青いから白をえらんだのです 奈
良少年刑務所詩集」が話題になっています。
  心を閉ざし、気持ちの行き場をなくした少年たちが、寮さんと出会い、詩を作る活
動を通してどのように変わっていったのか・・・

 詩を作ることによって少年たちが徐々に更生していく姿など、 心を打たれるお話で
した。

  最後には、 刑期を終えた少年たちを社会は、温かく迎えてやってほしい、それが
彼らの再犯を防ぐことにつながると強調されました。

人権教育グループの山本泰司さんから講師の紹介がありました。


良少年刑務所の紹介


私も絵本読みに参加させていただきました。

終了後、講師とスタッフと親しく歓談をさせていただきました。

  「21世紀は人権の世紀」と言われて久しいですが、残念ながら未だ多くの
人権問題が残っています。
    誰もが笑顔で過ごせる社会にするためには、他者を尊重し、お互いを認め
合うことがもっとも大切です。
   
 この度の聴講は、30人でしたが、もっと多くの皆さんにご参加をいただ
ればと感じました。

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