(りょう みちこ)さんをお迎えして、 ~詩が開いた心の扉~ 「空が青いから白をえ
らんだのです」と題して講演をいただきました。
寮さんは、1985年毎日童話新人賞 2005年泉鏡花文学賞などを受賞され、東京
生まれ、千葉育ちですが、2006年奈良に移住し、2007から奈良少年刑務所の社会
性涵プログラム講師となられ、月一回の詩と童話の「童話教室」を担当されています。
授業の中で受刑者が書いた詩をまとめた「空が青いから白をえらんだのです 奈
良少年刑務所詩集」が話題になっています。
心を閉ざし、気持ちの行き場をなくした少年たちが、寮さんと出会い、詩を作る活
動を通してどのように変わっていったのか・・・
詩を作ることによって少年たちが徐々に更生していく姿など、 心を打たれるお話で
した。
最後には、 刑期を終えた少年たちを社会は、温かく迎えてやってほしい、それが
彼らの再犯を防ぐことにつながると強調されました。
人権教育グループの山本泰司さんから講師の紹介がありました。 |
奈良少年刑務所の紹介 |
私も絵本読みに参加させていただきました。 |
終了後、講師とスタッフと親しく歓談をさせていただきました。 |
「21世紀は人権の世紀」と言われて久しいですが、残念ながら未だ多くの
人権問題が残っています。
誰もが笑顔で過ごせる社会にするためには、他者を尊重し、お互いを認め
合うことがもっとも大切です。
この度の聴講は、30人でしたが、もっと多くの皆さんにご参加をいただけ
ればと感じました。
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